製品CO<sub>2</sub>見える化その先へ

  • 山田 忠弘
    横河ソリューションサービス株式会社 ソリューションビジネス本部 コンサルティングセンターコンサルティング2部

書誌事項

タイトル別名
  • Let’s Go Further than Visualization of Product CO<sub>2</sub>
  • ―Introduction of Efforts to Reduce CO<sub>2</sub> Emissions―
  • ―CO<sub>2</sub>排出量削減の取組紹介―

抄録

本稿では,カーボンニュートラル実現に向けた世界情勢と日本に与える影響について解説し,CO2排出量削減のためのシステム活用でのユーザの課題およびYOKOGAWAの提案するソリューションについて紹介する。<br>2021年,カーボンニュートラル実現に向けた活動が世界から10年以上遅れているといわれていた日本が,政策として2030年に46%削減(2013年比)を宣言したことにより,これまでの省エネを中心とした取組が,CO2排出量削減に急激に変化する。<br>サプライチェーン排出量の公開や,製品毎のCO2排出量の算出が急務であり,さらにCO2排出量削減を実現することが求められる。<br>YOKOGAWAでは,FEMS(Factory Energy Management System)を活用し,見える化でとどまらず,蓄積したデータを活用して効率よくムダの原因解析を行うソリューションを提案する。<br>改善担当者の労働生産性を低下させず,エネルギー生産性を向上しCO2排出量削減に寄与する解析手法を提案する。

収録刊行物

  • 紙パ技協誌

    紙パ技協誌 77 (7), 626-629, 2023

    紙パルプ技術協会

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