コロナ禍におけるワーケーションの動向と課題 : 小田原ワーケーション実証実験を通じて

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  • Trends and Issues of Workcation in the COVID-19 Disaster : Through the Odawara Workcation Demonstration Experiment

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抄録

これまで推奨されてはいたものの,あまり注目されなかったテレワークがワーケーション(ワークworkと休暇vacation の造語)として,コロナ禍にあって新しい働き方として注目を集めることとなった。本研究では,コロナ禍でのワーケーションの動向を整理し,ワーケーションの取り組みについて,小田急電鉄が行った実証実験の結果および同実験の参加者アンケートを検証し,考察を行った。その結果,近隣ワーケーションとも言うべき新たなワーケーションが一類形となることが確認された。また,ワーケーション利用者と地域住民(小田原市およびその周辺)との交流・コミュニケーションがそれに寄与していることが分かった。その一方で,ワーケーションのためのインフラ整備やその継続性の担保などワーケーションの課題も多いが確認された。

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