血管腫・血管奇形の病理

  • 堀 由美子
    国立病院機構大阪医療センター臨床検査科 大阪大学大学院医学系研究科病態病理学・病理診断科
  • 森井 英一
    大阪大学大学院医学系研究科病態病理学・病理診断科
  • 大須賀 慶悟
    大阪医科薬科大学医学部放射線診断学教室
  • 廣瀬 勝俊
    大阪大学大学院歯学研究科顎顔面口腔病理学講座

書誌事項

タイトル別名
  • Pathology of Vascular Anomalies

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抄録

<p>血管腫・血管奇形と呼称されてきた疾患群は,現在では,脈管性腫瘍あるいは脈管奇形と呼ばれ,脈管異常と総称される。脈管異常の正確な診断のためには,臨床所見,画像所見,病理所見,遺伝子解析結果などを含む総合的判断が必要である。その中で病理診断は,ISSVA分類に基づいて腫瘍と奇形の分類を行うために欠かせない要素である。本稿では,ISSVA分類に基づいた脈管異常の分類,代表的な病変の病理組織像について概説する。</p>

収録刊行物

  • 脈管学

    脈管学 63 (5), 85-90, 2023-08-10

    日本脈管学会

参考文献 (10)*注記

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