教員と大学図書館員が連携するスカベンジャーハントを取り入れた初年次情報リテラシー教育

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Abstract

本研究の目的は,教員と大学図書館員が連携し,初年次情報リテラシー教育の一環として実施したスカベンジャーハントの効果を検討し,情報リテラシー教育の充実を図るための基礎的資料を得ることである。教員養成系大学1年生105名を対象とした質問紙調査の結果,スカベンジャーハントを通して,図書館に対する印象が好意的に変容するとともに,利用の意識が高まることが示唆された。さらにテキストマイニングによる質的分析の結果,スカベンジャーハントの活動を工夫することで,図書館の利用体験や気づきを深められる可能性が示唆された。

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