日本の初期パソコン市場における競争

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Competition in the Early Japanese PC Market
  • From the Birth to the Fall of the “NEC PC-98 Empire”: Part 2
  • NEC PC-98帝国の誕生から崩壊まで (後)

抄録

<p>本稿は、1970年代後半から1990年代半ばにかけての日本のパソコン市場を対象に、市場の立ち上がりからNECによる寡占体制が確立し、やがてそれが崩れ去っていくまでのプロセスを時系列的に丁寧に記述することを通じて、リーダー企業が新たなイノベーションに十分に対応できず、競争力を大幅に毀損してしまう原因を探ることを目的としている。本稿では、事例を記述するにあたって、①プロセス戦略論の視点、②競争ダイナミクスの視点、③行為システム・アプローチの視点、という三つの視点を意識しながら、通常求められる以上に「厚い」事例記述を行う。</p>

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390297228017748992
  • DOI
    10.14955/amr.0230131b
  • ISSN
    13474448
    13485504
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ