散乱X線の理論計算を用いた医薬品・食品中不純物元素の蛍光X線分析

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タイトル別名
  • X-Ray Fluorescence Analysis of Impurity Elements in Pharmaceutical and Food Samples Using Theoretical Calculation of Scattered X-Rays

抄録

<p>米国薬局方(USP)に一般分析手法として蛍光X線分析法が収載されたことを受けて,医薬品・食品中の無機不純物元素のスクリーニング用途としての管理分析への有用性が高まっている.本研究では散乱X線の理論計算を用いたファンダメンタルパラメータ(FP)法(バックグラウンドFP法)による低濃度領域への適用性に関して調査した.FP法を用いて標準試料数を減らし,マトリクス補正をエネルギー領域ごとに共通化した散乱X線条件を検討し簡素化を図った.さらに試料量を変化させたセルロースと水溶液試料を用いて本条件の最適化の有用性に関しても確認した.</p>

収録刊行物

  • X線分析の進歩

    X線分析の進歩 47 (0), 137-147, 2016-03-31

    公益社団法人 日本分析化学会 X線分析研究懇談会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390297272108770304
  • DOI
    10.57415/xshinpo.47.0_137
  • ISSN
    27583651
    09117806
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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