書誌事項
- タイトル別名
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- Two Cases of Pancreatic Trauma Type IIIb ; Surgically and Non-surgically Managed
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抄録
<p>症例1は22歳の男性で,水上バイクの追突事故時にハンドルで心窩部を強打し,腹痛を主訴に当院を受診した.CTで外傷性膵損傷と診断し,緊急内視鏡的逆行性膵管造影(endoscopic retrograde pancreatography;以下,ERPと略記)では主膵管は完全断裂し尾側膵管は造影されず,緊急手術(脾温存膵体尾部切除術)を行った.術後8日目に軽快退院した.症例2は12歳の男児で,ハンドボール中に相手選手の肘で左側腹部を強打し,腹痛を主訴に当院を受診した.CTで外傷性膵損傷と診断し,緊急ERPでは主膵管の不完全断裂を認めたが尾側膵管へカニュレーションが可能であり,膵管ドレナージによる保存的治療で第15病日に軽快退院した.IIIb型外傷性膵損傷に対し膵管ドレナージにより手術を回避できる症例が存在するが,確立した適応基準はない.文献的考察を加え治療戦略について考察する.</p>
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 84 (2), 326-332, 2023
日本臨床外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390297294023253632
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可