形削り盤を利用したやすり加工性能試験装置の開発
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of the file performance tester based on the shaper
抄録
<p>やすりはハンドツ-ルであるからその切削抵抗や工具寿命などの切削因子はあまり明らかではない.そこで筆者らは,やすりの切削性を明らかにするために,形削り盤を基にリンク機構などを付加してやすりの加工性能試験装置を開発すると共に,同時多刃切削であるブロ-チ加工にならって基礎的な切削因子である比切削抵抗を導いた.次に被削材に炭素鋼を用いて切削試験装置による単目やすりの切削実験を行い,切削ストロ-ク数の増加に伴う被削材の除去長さや切削抵抗の測定と共に切れ刃の観察を行った.その結果,切削ストロ-ク数が増加すると,被削材の除去長さおよび切削力は減少するとともに,比切削抵抗が増加することがわかった.切削ストロ-ク数の増加とともに逃げ面摩耗幅が増加していることから,やすりの切れ刃の損耗と共に切削性は低下し,比切削抵抗が増加していることを確認した.</p>
収録刊行物
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- 砥粒加工学会誌
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砥粒加工学会誌 67 (3), 143-149, 2023-03-01
公益社団法人 砥粒加工学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390297305329295872
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- ISSN
- 18807534
- 09142703
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可