1950年代前半における土田茂範の教育研究の展開
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- 久島 裕介
- 東京大学(院生)
書誌事項
- タイトル別名
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- The Development of Shigenori Tsuchida's Education Study in the Early 1950s: Focusing on the Influence of the Yamagata Prefecture Children's Culture Study Group
- 山形県児童文化研究会からの影響に着目して
抄録
<p> 1950年代前半は、サークルにおける生活綴方教育実践の検討が教師の教育研究の中心的課題であった。本稿は1950年代前半の土田茂範による教育研究を、山形県児童文化研究会からの影響に着目して検討した。教育実践に根ざした知見と、全国的な研究動向に即した知見という二つの焦点を有した山形県児童文化研究会で、土田は子どもの事実に内包された豊かな意味を読み取るまなざしや、教育実践の事実を全国的な研究動向と結びつける視座を獲得していたことを示した。</p>
収録刊行物
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- 教育学研究
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教育学研究 90 (2), 298-310, 2023
一般社団法人 日本教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390297372139309184
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- ISSN
- 21875278
- 03873161
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可