筋音図と筋電図を用いた等速性膝伸展時の筋疲労評価

  • 河島 隆貴
    川崎医療福祉大学医療技術学研究科リハビリテーション学専攻
  • 石田 弘
    川崎医療福祉大学リハビリテーション学部理学療法学科
  • 福原 真一
    川崎医療福祉大学医療技術学部臨床工学科
  • 末廣 忠延
    川崎医療福祉大学リハビリテーション学部理学療法学科
  • 吉村 洋輔
    川崎医療福祉大学リハビリテーション学部理学療法学科
  • 岡田 裕
    専門学校川崎リハビリテーション学院理学療法学科

書誌事項

タイトル別名
  • Evaluation of Muscle Fatigue During Isokinetic Knee Extension Using Mechanomyogram and Electromyogram
  • キンオンズ ト キンデンズ オ モチイタ トウソクセイ シツ シンテンジ ノ キン ヒロウ ヒョウカ

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抄録

筋力トレーニングを行う場合,筋疲労を客観的に評価するシステムを用いることは重要である.本研究では等速性膝 伸展時のトルクと大腿四頭筋の筋電図および筋音図を計測し,膝伸展トルクと他の値が統計学的に近似した変動となるか明ら かにすることを目的とした.健常成人男女 30 名は最大努力で等速性膝伸展運動(60 deg /秒)を 50 回行い,記録されたト ルク,筋電図,筋音図の変動を平行線検定により分析した.その結果,トルクと平行性が証明されたのは外側広筋筋音図のみ であった.膝伸展抵抗運動などのような日常的に行われる筋力トレーニングの場面で,筋音図を用いれば筋疲労の程度を定量 的かつ簡便に評価することができる可能性がある.

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参考文献 (39)*注記

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