書誌事項
- タイトル別名
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- Association between Onset of Fever and Oral Care Assessment Items in Older Adults Requiring Nursing Care Who Are Capable of Oral Ingestion
- ケイコウ セッシュ ヨウカイゴコウレイシャ ノ ハツネツ ハッセイ ト コウコウ ケアアセスメント コウモク ト ノ カンレンセイ
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説明
<p> 要介護高齢者の口腔機能低下やそれに伴う食形態の制限は,低栄養や免疫機能低下を通じて発熱や肺炎の発症リスクを上昇させると考えられる.本研究では,経口摂取が可能な施設入所要介護高齢者を対象に,「口腔ケア支援簡易版アセスメントシート」を用いた約1 年半のコホート調査を行い,その間の37.5℃以上の発熱とベースラインの口腔アセスメント結果との関連性について調べ,発熱発生に関連する要因を明らかにすることを目的とした.1 年間の発熱の有無が確定できた259 名を対象に分析した結果,1年間の発熱有無と主食形態,開口困難,舌の前突困難,飲み込みにくさ,口腔ケア自発性なし,開口保持困難,水分保持困難との間に有意な関連を認めた.さらに,観察期間を限定せずデータが得られた279 名を対象にこれらの項目と発熱発生との関連性について分析した結果,年齢,性別,BMI, 認知症自立度で調整しても開口困難,舌の前突困難,飲み込みにくさ,口腔ケア自発性なし,開口保持困難,水分保持困難との間に有意な関連性が認められた.また,年齢が高いほど,BMI が低いほど発熱リスクは高く,女性に比べて男性で発熱リスクが高いことも明らかとなった.以上のことから,開口,舌の前突,飲み込み,水分保持などに関する口腔機能の低下が,発熱リスクの予測因子となりうる可能性が示唆された.</p>
収録刊行物
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- 日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌
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日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 27 (1), 16-24, 2023-04-30
一般社団法人 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390297427376950656
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- NII書誌ID
- AA11193069
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- ISSN
- 24342254
- 13438441
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- NDL書誌ID
- 032891506
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可