書誌事項
- タイトル別名
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- STUDY OF TSUNAMI WAVE PRESSURE REDUCTION EFFECTS BY WALL TILT OF ONSHORE STRUCTRE
抄録
<p> 沿岸域に立地する構造物は,施設の重要度に応じて大地震発生時に生じる津波に対する安全性の確保を図る必要がある.また,構造物が津波衝突を直接受けることで,壁体などの構造部材に損壊を生じ,施設機能の復旧が困難となることを防ぐことが重要である.</p><p> 津波荷重は衝突時の慣性力と流れから受ける抗力の両方を含むが,衝撃的な波圧には慣性力の影響が大きいため,衝突時の角度や構造物の側面勾配によってこれを往なすことで大きな緩衝効果を得ることが出来る.著者らはこの緩衝効果の確認のために津波模型実験を実施しており,現象の理解と相補的な妥当性確認の観点から実験の再現解析を行った.津波衝突により発生する波圧に対し,構造物の側面勾配がなす効果をSPH法による数値解析で評価し,解析と実験の結果を比較して現象について考察した.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集
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土木学会論文集 79 (13), n/a-, 2023
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390297582105723136
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- ISSN
- 24366021
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可