FcRn等のFc受容体との親和性に着目した抗体エンジニアリング
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- 鈴木 琢雄
- 国立医薬品食品衛生研究所生物薬品部
抄録
新生児型Fc受容体(FcRn)との結合性に着目した医薬品としては,ペプチドやタンパク質にFcRn結合性を付与して血中半減期を延長したFc融合タンパク質医薬品や,FcRn親和性を改変して血中半減期をさらに延長させた抗体医薬品などが挙げられる.FcRn親和性改変抗体については,近年抗SARS-CoV-2抗体が特例承認されるなど,承認された医薬品が増加している.本稿ではFcRnについて概説した後,Fc融合タンパク質医薬品,FcRn親和性改変抗体医薬品に関して筆者らの研究も含めて解説する.
収録刊行物
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- ファルマシア
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ファルマシア 59 (10), 908-913, 2023
公益社団法人 日本薬学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390297659209074816
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- ISSN
- 21897026
- 00148601
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可