水理模型実験中の礫浜の地形変化を経時的に捉えるための3次元地形計測手法の構築と有用性の検討

  • 鳥居 大和
    岐阜工業高等専門学校専攻科先端融合開発専攻
  • 菊 雅美
    岐阜工業高等専門学校環境都市工学科

書誌事項

タイトル別名
  • DEVELOPMENT OF 3D TOPOGRAPHIC MEASUREMENT METHOD TO CAPTURE TOPOGRAPHIC CHANGES OF GRAVEL BEACH OVER TIME DURING HYDRAULIC MODEL EXPERIMENTS AND INVESTIGATION OF ITS USEFULNESS

抄録

<p> 水理模型実験により時々刻々と変化する礫浜の地形を計測するため,既存の3次元地形計測手法を改良した.既存の手法では,3次元モデルの再現性が低く,地形変化の検討に使用可能なデータが限られていた.撮影機器を変更して画像の処理速度を高めるとともに,礫浜表面に照明やレーザを照射させ,撮影状況を変えることで,3次元モデルの再現性に与える影響を検証した.また,3次元モデルの再現性を最も高める解析条件を検討した.その結果,造波前後における礫浜地形の計測精度が向上し,計測誤差をmm単位に抑えることができた.さらに,計測手法の改良によって,造波中における地形の発達過程を経時的に計測可能となった.</p>

収録刊行物

参考文献 (2)*注記

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