東京都水元公園におけるカダヤシの食性
書誌事項
- タイトル別名
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- Feeding habits of western mosquitofish Gambusia affinis at Mizumoto Park in Tokyo, Japan
抄録
外来魚侵入の成功を理解するためには、摂餌特性を明らかにすることが重要である。本研究はカダヤシの摂餌特性を明らかにすることを目的として、東京都水元公園において2020年2月から2020年12月(4月と5月を除く)の間に180個体のカダヤシを捕獲して消化管内容物を調査し、餌生物の出現頻度(%F)と重量割合(%W)から相対重要度指数(%MI)を算出した。カダヤシから検出された食物群は昆虫類、カイアシ類、クモ類、植物(主に糸状藻類)であった。調査期間を通して最も高い%MIを示した餌生物は陸生昆虫類の成虫(98.3 %)で、夏季から秋季には90 %以上を示した。これは調査地のカダヤシが比較的狭いニッチ幅であることを示している。多くの在来種の重要な餌でもある昆虫類を主に捕食することで、調査地における在来種の採餌に影響を及ぼしていることが示唆された。
収録刊行物
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- 水生動物
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水生動物 2023 (0), AA2023-20-, 2023-10-16
アクオス研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390297814401612032
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- ISSN
- 24348643
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可