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- 新谷 明一
- 日本歯科大学生命歯学部歯科理工学講座
書誌事項
- タイトル別名
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- Relationship between analog and digital technology
- Current status and future prospectives of prosthetic fabrication using digital technology
- デジタル技術を援用した補綴臨床の現状と展望
抄録
<p> 現在の補綴治療では,日常的にデジタルを意識した臨床がもとめられている.CAD/CAM冠の支台歯形成時には,それに適した形態にしないと誤差が生じ,臨床トラブルに直結する.また,前歯部でモノリシッククラウンを選択した場合,ある程度の色調再現は可能であるが,補綴専門医に求められているシェードマッチングを得ることは困難である.そのため,アナログとデジタルのどちらを選択すればよいのか,製作方法と材料選択には迷う点が多々ある.また,装置の製作法ではデジタルとアナログの境界線も明確ではない.そのため現状では,デジタル技術を正しく理解し上手に使うのみならず,アナログ技術を併用することで,良好な結果が得られる.</p>
収録刊行物
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- 日本補綴歯科学会誌
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日本補綴歯科学会誌 15 (4), 467-473, 2023
公益社団法人 日本補綴歯科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390297836121643776
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- ISSN
- 18836860
- 18834426
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可