地方部における既存道路の維持管理評価に向けた物資の貨幣価値化手法に関する研究

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Method of Converting Goods into Monetary Value for the Maintenance Evaluation of Existing Roads in Rural Area

抄録

本研究では、地方公共団体における既存道路の維持管理実施に向けた評価に対応し、道路を利用する貨物車を対象に、貨物車交通量(台/日)、品目別貨物輸送量(トン/日)、品目別物資輸送額(円/日)の 3 つの指標を算出するモデルを提案し、茨城県北部地域の県管理の道路(補助国道及び主要県道)に適用した。本研究での特徴は、3 つの指標を道路交通センサス OD に基づいて、整合的に算出可能とするとともに、既存のデータからでは得られない道路ネットワーク上の貨物車の品目別物資の貨幣価値化指標を算出可能とした。茨城県北部地域での適用結果から、交通量や効率性指標である道路が利用できない場合の時間損失額の結果とは異なり、品目別物資輸送額(円/日)の指標が、補助国道が物流ネットワークとしての重要性を示すことが可能となった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390297891926893440
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.43.0_411
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

問題の指摘

ページトップへ