大崎上島住吉祭における櫂伝馬競漕関係者の意識について

書誌事項

タイトル別名
  • Analysis of Kai Tenma Rowing officials in Osaki-Kamijima Sumiyoshi Festival
  • オオサキ ジョウトウ スミヨシサイ ニ オケル トウテンマ キョウソウ カンケイシャ ノ イシキ ニ ツイテ

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説明

本研究では広島商船高等専門学校が実施している地(知)の拠点事業(以下ではCOC事業と 表記)の一環として、東野地区における櫂伝馬競漕についての記録、関係者の想いや意識についてアンケート調査と聞き取り調査を通して、今後の櫂伝馬競漕のありかたについて研究、考察した。 その結果、櫂伝馬について幅広い認識を持っている 40 代以下の関係者が、それを最大限駆使して、競漕以外の価値を高めたり、祭と櫂伝馬競漕への参加者全員が楽しめるような工夫や配慮を今まで以上にしていけば、島内住民の参加者の増大、行政のさらなる理解、島外からの観光客の呼び込みにつながっていき、伝統文化の継承につながっていく可能性があるという考察にたどり着いた。また広島商船高等専門学校が矢弓地区に対して人的・物的支援を行うこと。そして、同地区にある船に関する歴史的資料等について、教育、研究活動を行う重要性を見出すことがで きた。

収録刊行物

  • 広島商船高等専門学校紀要

    広島商船高等専門学校紀要 37 (0), 77-85, 2015-03-30

    独立行政法人 国立高等専門学校機構 広島商船高等専門学校

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