書誌事項
- タイトル別名
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- Importance of simulation of main preparations performed by medical staff in legal brain death assessment
- ホウテキ ノウシ ハンテイ オ ソウテイ シタ ニチジョウ ジュンビ ノ ジュウヨウセイ
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抄録
<p>法的脳死判定は,本人の脳死下で臓器を提供する意思が存在するまたは不明であり,かつ,家族が脳死下臓器提供を承諾した場合において,2名以上の脳死判定医と検査を担当する臨床検査技師とで実施する。今回,当院において約11年ぶりとなる法的脳死判定が行われた。我々は脳波検査と無呼吸テスト時の血液ガス測定を担当したが,その際,法的脳死判定における医療従事者間の準備が極めて重要であったため,その経験を報告する。症例は,成人女性,原疾患はくも膜下出血であった。臨床的脳波検査は4回実施し,聴性脳幹反応検査は1回実施した。事前準備として,脳波機器の状態確認,必要物品の確認,検査中の役割分担等を行った。血液ガス測定の準備は,病室への血液ガス分析装置の移動,キャリブレーション開始時刻の変更等を行った。法的脳死判定は実施日の午後6時から開始となり,脳波検査の準備に3時間前から病室に入室し準備を行った。脳波検査および無呼吸テストは事前準備のかいもあり,滞りなく終了した。第2回法的脳死判定は,翌日午前3時から行うこととなり開始2時間前に脳波検査の準備に取り掛かった。法的脳死判定は,突然,実施日が決まるため,日頃から機器の状態を確認し備えておく必要性がある。また,事前に準備を関連医療職種で行うことで円滑な法的脳死判定が行えると考えられる。</p>
収録刊行物
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- 医学検査
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医学検査 72 (4), 597-604, 2023-10-25
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390297902461194112
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- NII書誌ID
- AN10229989
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- ISSN
- 21885346
- 09158669
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- NDL書誌ID
- 033119705
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可