書誌事項
- タイトル別名
-
- Studies of visitor behavior on the conducting of Street Parklet
抄録
<p>本研究は、東広島市における特例制度を活用した歩道上のパークレット設置実験による賑わい創出効果の把握を対象とした。交通量調査や居心地の良さを測る調査、定点カメラ映像より滞在者の属性や滞在時間等をデータ化し分析することで、道路上の滞留空間内における滞在者の多様な行動特性について考察した。 その結果、実験中の通行者が約2倍に増加しており、道路空間として「楽しく過ごせる」などの魅力が向上していることを明らかにした。また、滞在時間に及ぼす影響を分析した結果、一人やグループでの滞在、昼間の滞在で滞在時間が伸びる傾向があることを示した。一方で、滞在時間と滞在人数はトレードオフの関係にあることから、道路空間を活用した賑わい創出の評価は複数指標による評価の必要性を示した。</p>
収録刊行物
-
- 都市計画論文集
-
都市計画論文集 58 (3), 1615-1622, 2023-10-25
公益社団法人 日本都市計画学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390297902461253760
-
- ISSN
- 21850593
- 09160647
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可