書誌事項
- タイトル別名
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- Surgical Treatment for Ulcerative Colitis in the Elderly
抄録
<p>潰瘍性大腸炎(UC)の高齢患者が増加しているが,報告によって高齢UC患者の定義が異なっており,基準年齢が40~75歳と広範にわたっている.高齢UCの報告を読むときは,基準年齢をチェックする必要がある.手術法は一概に年齢で決定せずに,手術対象の疾患や各人の体力,肛門括約筋,排便機能を参考にして,肛門温存術か永久人工肛門造設術かを決定する.高齢であることは術後の排便機能に影響を与える.高齢UC患者では予備能力が低く併存症も多く,術後合併症が多い.とくに緊急手術の死亡率が高いことから,若年者よりも早い段階での手術決定が重要である.実際には高齢UC患者は重症や劇症でも主観的な症状に乏しく,高齢患者の手術適応判断は難しいが,高齢UC患者の命や術後のQOLは手術を決断する外科医にかかっている.</p>
収録刊行物
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- 日本大腸肛門病学会雑誌
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日本大腸肛門病学会雑誌 76 (10), 598-607, 2023
日本大腸肛門病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390297924422012928
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- ISSN
- 18829619
- 00471801
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可