洪水時における網状砂州の移動による水衝部の変化とそれに伴う水面模様の変化
書誌事項
- タイトル別名
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- DEFORMATION OF WATER EXPOSED POINT AND WATER SURFACE BY BRAIDED RIVERBEDS DUE TO FLOOD FLOWS
抄録
<p>安倍川は中下流域に網状流路を持つ扇状地河川であり,洪水時における水衝部の移動機構の理解と予測が河川管理上の課題になっている.水深が浅く地形の起伏の大きい網状流路では,洪水時の水面模様に砂州の形状や水衝部位置等が反映されやすいと考えられている.両者の関係性の解明は洪水時における河岸の侵食危険箇所の推定等,危機管理上重要な情報になる.本研究では,安倍川網状流路を対象とした非静水圧準三次元洪水流・河床変動解析に基づき,洪水時の砂州の挙動と水衝部位置の移動機構,水衝部の移動状況と洪水時の解析水面の模様の関係を検討した.この結果,洪水減水期には流砂の非平衡性が強まり,砂州と水衝部の移動が活発になることを示した.さらに,洪水減水期では流れが砂州から澪筋へ落ち込む箇所の水面に線状の筋が形成され,水衝部の移動にしたがって水面模様も下流へ移動する傾向が見られることから,水面模様の時間変化から水衝部の移動状況が把握可能であることを解析と実測から示した.</p>
収録刊行物
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- 河川技術論文集
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河川技術論文集 29 (0), 269-274, 2023
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390297969552337920
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- ISSN
- 24366714
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可