波長分散型蛍光X線分析による元素情報を利用した平行ビームX線回折法を用いた回折-吸収定量法の鎮痛剤への応用
書誌事項
- タイトル別名
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- X-Ray Absorption-Diffraction Quantitative Analysis Using Parallel Beam XRD Technique and WD-XRF Elemental Analysis Result for So-Called “Aspirin”
抄録
<p>ファンダメンタルパラメータ法による蛍光X線定量分析法は,標準試料を必要としないその簡便性から様々な材料の元素組成の分析に広く用いられるようになった.更に人工多層膜ミラーの技術の進歩は,ベリリウム,ホウ素,炭素,酸素などの軽元素の分析を可能とし,軽元素からなる有機物などの元素組成の情報を得ることを容易としている.一方,X線回折法による定量分析は,蛍光X線分析法に比べあまり広く利用されていない.特に有機物の分野では,試料の粉体粒子の配向の問題があり,その傾向が顕著であると思われる.今回,汎用型のX線回折装置で,近年利用が可能となった人工多層膜を用いた平行ビームX線回折法を用い,配向の影響を簡便な手法で軽減し,ファンダメンタルパラメータ法の結果を用いて軽元素の組成も含めた試料の質量吸収係数を求め,その値から有機物(アセチルサリチル酸)のX線回折による回折-吸収法での定量分析を行ったので報告する.</p>
収録刊行物
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- X線分析の進歩
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X線分析の進歩 43 (0), 127-138, 2012-03-31
公益社団法人 日本分析化学会 X線分析研究懇談会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390298057158261376
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- ISSN
- 27583651
- 09117806
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可