書誌事項
- タイトル別名
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- Persistent Nocturnal Enuresis in Adulthood Effectively Treated Using Kampo Medicine : A Case Report
- セイジン ゴ モ ツズイタ ヤニョウショウ ガ カンポウ チリョウ ニ ヨリ カイゼン シタ 1レイ
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抄録
<p>成人後も夜尿が続く症例に対し漢方治療が有効だったので報告する。症例は21歳の女性。幼少期は毎晩,学童期は2~3日に1回程度の夜尿があった。19歳時には週1~2回まで減ったが,成人後も持続するため来院。軽度の腹直筋攣急,臍上悸の腹証から,桂枝加竜骨牡蛎湯煎じを開始。内服開始直後の1回を除き3週間1度も夜尿は起きなかった。1日の排尿回数が4回と少ない傾向にあったため,排尿回数を増やす目的で五苓散を少量併用した結果,排尿回数は7回へと増加し安定した。2ヵ月で併用は中止し,桂枝加竜骨牡蛎湯煎じのみに戻した後も症状は安定していたため,煎じからエキス製剤へと変更。その後も再発なく安定したため半量に減量した。3日連続で薬を飲み忘れた際に1回だけ夜尿を認めたが,服薬コンプライアンス厳守後は4ヵ月再発していない。本症例は,成人後継続する夜尿症に対しても漢方治療が有効であることを示唆する貴重な症例である。</p>
収録刊行物
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- 日本東洋医学雑誌
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日本東洋医学雑誌 74 (1), 54-59, 2023
一般社団法人 日本東洋医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390298223545406848
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- NII書誌ID
- AN00015774
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- ISSN
- 1882756X
- 02874857
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- NDL書誌ID
- 032688177
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可