抄録
ヘボン、ブラウンらの翻訳委員会訳聖書では、ヨハネ福音書のLogosが「道(ことば)」と訳されているが、この「道」は委員会訳が翻訳上影響を受けた、中国語聖書に見える訳語をそのまま踏襲したものである。小稿は、この「道」が中国語訳の段階で、どのような理由から型ヨハネのLogosの訳語として採用されたのかを、中国プロテスタント宣教師たちが残したこの術語の研究の分析を通して、明らかにしようとするものである。
収録刊行物
-
- 名古屋大学国語国文学
-
名古屋大学国語国文学 76 144-133, 1995-07-08
名古屋大学国語国文学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390298278370006272
-
- HANDLE
- 2237/0002008248
-
- ISSN
- 04694767
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可