Attempt to Divide Old/New OS Based on HTTPS Request without User-Agent Infomation

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  • HTTPSリクエスト情報に基づくユーザエージェント非依存の新旧OS推定の試み

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<p>HTTPヘッダに含まれるUser-Agent文字列(以下,UA)は,利用者のクライアント情報に応じた適切なコンテンツ配信など様々な用途で活用される.徳島大学においても,これを学内サービスへアクセスする脆弱なクライアント検出に利用し,サポート対象外であるOSからのアクセスを利用制限する仕組みを実現したところである.しかし,個人情報の取り扱い厳格化を背景にUA情報の更新は停止され,信頼性を失いつつある.代替技術として提案されるUA Client Hints対応は一部のブラウザに限定されており,制約されないクライアント機器を扱う国立大学法人での活用には適さない.これに依存しない新たな手段を検討する必要がある.本稿では,UA情報に依存しない脆弱なWebクライアント推測を目的として,収集可能なクライアント情報を用いて回帰分析によるOSの新旧推定を試みる.重回帰モデルを選択して推定性能を検証した結果,Windows,macOS,iOSそれぞれ80%,70%,58%の正確度でOSの新旧推定が可能であった.</p>

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390298278371636352
  • DOI
    10.24669/jacn.27.1_106
  • ISSN
    24337595
    13432915
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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