前-ヘルスリテラシー時代の保健科教育
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- 高尾 将幸
- 東海大学
書誌事項
- タイトル別名
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- School Health Education in Pre-Health-Literacy Era
抄録
<p>近年、生理のための衛生用品や教育、衛生施設、そして廃棄方法に対して十分にアクセスできない状態が「生理の貧困(Period Poverty)」として問題視されている。とりわけ、新型コロナウイルス感染症の拡大は、小売業や飲食業などの女性従業員比率の高い職場での失業や収入減をもたらすとともに、この問題が途上国だけのものでないこと、健康的な生活を送る条件においてジェンダーによる差異があることも顕在化させた。健康をめぐる科学的認識と実践的能力の発達を謳う保健科教育において、こうした「女性」特有の健康問題は、これまでどのように、あるいはどの程度、取り上げられてきただろうか。本報告では過去から現在までの保健科の教科書における月経の記述を分析し、その歴史と現在を確認する。それを踏まえた上で、知識の実践性を強調するヘルスリテラシー概念が、今後、十全に機能するための諸条件について考察してみたい。</p>
収録刊行物
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- 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集
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日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 44-, 2023
一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390298355906683520
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- ISSN
- 24367257
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可