ICT機器を活用したハードル走の授業前後における意識変化について

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書誌事項

タイトル別名
  • Changes in Awareness Before and After Hurdle Running Lessons Utilizing ICT Equipment
  • A Practical Study on Athletics Education for Teacher Training Program Students
  • 教員養成課程履修学生を対象とした陸上運動の授業実践

抄録

本研究は、教員養成課程における「陸上競技」の授業の中で、スマートフォンのカメラ機能を活用したハードル運動の授業を実践し、ICT機器の活用方法について知見を得ることを目的とした。対象者はS大学における「陸上競技」の授業を履修した学生26名とした。初回授業終了時と最終回授業終了時に学内Webシステムのアンケート機能を用いて回答を求めた。感想を提出した初回授業終了時15名、最終回授業終了時16名のテキストを分析した。初回の授業時の感想では「跳ぶ」や「脚」、「ハードル」が多く挙がっていた。共起関係において、「脚」は「難しい」「高い」が繋がっていた。また、授業後の感想では「改善」の語が多く挙がっていた。共起関係において、「改善」の語は「動画」や「上手い」、「確認」、「腰」と繋がっていた。本授業において、ICT機器を活用したハードル走の授業前後の意識は変化した。ICT機器の利用にはタイミングと使い方が重要である。また、撮影した動画を丁寧にフィードバックする作業により、深い学びにつながることが示唆された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390298355909543936
  • DOI
    10.20682/oojccrc.10.0_1
  • ISSN
    24242020
    21889791
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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