水熱環境下における界面形成を利用した糖からのカーボンナノ構造および多孔体の新規合成手法の開発

DOI
  • 久保 史織
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門

抄録

<p>糖を原料として、水熱手法をプロセスとして用いるカーボン合成手法に、ナノスケールの界面制御を組み込むことからなるカーボンナノ構造および多孔体の新しい合成手法を確立した。テンプレート剤存在下での水熱合成により、カーボンナノ構造が形成され、テンプレート剤除去の後には、カーボン多孔体が得られる。水熱合成条件を変化させることにより、得られる多孔体の細孔特性を制御できる他、階層性の付与も可能である。得られたある多孔体においては、触媒担体としての優れた機能が見出された。</p>

収録刊行物

  • Colloid & Interface Communications

    Colloid & Interface Communications 48 (4), 46-48, 2023-12-10

    公益社団法人 日本化学会 コロイドおよび界面化学部会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390298433281669632
  • DOI
    10.57534/cicommun.48.4_46
  • ISSN
    27585379
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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