廃棄物組成推計に用いる近赤外線領域スペクトル情報取得方法に関する検証

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タイトル別名
  • Inspection of near-infrared spectrum information acquisition method for waste composition estimation

抄録

<p>大規模災害の被災地の仮置場に集積された災害廃棄物の処理計画や仮設の処理施設の配置計画などの策定には、災害廃棄物に含まれている可燃物、不燃物の割合などの組成情報(素材、量)が必要となる。そこで、仮置場に集積される災害廃棄物の組成情報(素材)を、ハイパースペクトルカメラで撮影した近赤外線領域のスペクトル情報を用いた素材の推計手法の開発に着手している。組成情報(素材)の推計に使用する近赤外線域の波長には、屋外で撮影を行う際、大気中の水蒸気等の影響でスペクトル強度が減衰する波長域がある。そのため、屋外では正確なスペクトル強度の取得ができずに組成情報(素材)の推計に支障が生じることが懸念される。そこで、課題解決の手法としてハロゲン補光による方法を考案し実証を行った結果、スペクトル強度が減衰しないことが確認された。今後、ハイパースペクトルカメラ撮影時の補光技術について開発を進める予定である。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390298433283992960
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.34.0_105
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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