住家被害による家屋解体及び運搬に伴うCO<sub>2</sub>排出量評価手法の検討

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タイトル別名
  • Study of a method for evaluating CO2 emissions associated with the demolition and transportation of houses damaged by residential damage

抄録

<p>南海トラフ地震や首都直下地震の国難災害における災害廃棄物対策では,処理能力の確保や再生利用の高度化のみならず,減量も含めた災害廃棄物3Rが必要不可欠であると指摘されている。一方, 日本は2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言し,2030年度における温室効果ガス排出量の削減目標として2013年度比で46%を目指している。災害時には,災害廃棄物処理過程より,焼却,運搬や,住宅で使用されていた木材に保有していた固定炭素のCO2排出など,災害廃棄物処理に係るCO2排出が想定される。本研究では,住家被害による家屋解体及び運搬に伴う災害廃棄物処理におけるCO2排出量の推定手法を構築することを目的とし,2016年熊本地震を対象して災害廃棄物処理に係るCO2排出量を推定した。その結果,運搬が災害廃棄物処理に係るCO2排出量に大きく寄与していることを示した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390298433284012032
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.34.0_135
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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