プラスチック漁具の海洋流出量推定のための調査手法に関する比較研究

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タイトル別名
  • Comparative study on survey methods for estimating the amount of plastic fishing gear discharged into the sea.

説明

<p>本研究では、プラスチック流出量の調査法として、漁業者による操業日誌を用いた調査と、漁業者へのアンケートと購買記録を組み合わせた調査の2つの手法により、種類別のプラスチック漁具使用量と流出量を推定、比較した。調査対象とした漁法は、漁船漁業の中で、漁獲量当たりのプラスチック漁具の使用量が比較的多かった延縄漁を対象とした。2つの手法によるプラスチック漁具の海洋流出量の推定に当たり、1経営体当たり、漁獲 1 トン当たり、操業 1 日当たり、延縄漁の幹縄 1km 当たりのプラスチック海洋流出量原単位を算出した。プラスチック漁具の海洋流出量原単位は、例えば漁獲量1t 当たりで見ると、操業日誌調査が平均 18kg/t(1.9~34kg/t)、アンケート・購買記録調査が平均 14kg/t(5.4~21kg/t)であり、平均値は操業日誌調査の方がやや大きい値であったが、両者はおおむね近い値となった。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390298433284119296
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.34.0_31
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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