プレゼンテーションの構成に関する研究

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Structural study of the presentation.

抄録

<p>本研究ではグッドデザイン賞2021 年と2020 年のプレゼンテーションをサンプルとし、より魅力的なプレゼンテーションを行うためのノウハウを抽出することを目指した。良いとされるプレゼンテーションではプレゼンテーターと聞き手との間で無意識的に会話が成り立っているのではないかという仮説をたてた。結果、評価の高いプレゼンテーションでは多くの場合に無意識の会話が成立しており、評価の低いプレゼンテーションでは会話として成立しない疑問や、そもそも疑問や相槌が発生しないもの等が多く見られた。また、無意識の会話が成立しているタイミングは聞き手の疑問がプレゼンテーターの発言によって解消された時であることも分かった。この、解消された瞬間の聞き手の「なるほど」という感覚が「納得感」に該当するものであり、魅力的なプレゼンテーションに繋がるものである可能性が高いと推測した。さらに、プレゼンテーションを作成する前にまず自らの提案を分析し、「できること」「設計したもの」「したかったこと」「問題・課題」の4つに分類する方法が有効である可能性が高いと分かった。</p>

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390298444167479680
  • DOI
    10.11247/jssd.70.0_380
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ