救命救急センターの看護師が経験の浅い看護師に対して業務をうまくできた場合とうまくできなかった場合に行うフィードバックの仕方の比較

書誌事項

タイトル別名
  • Comparison of the types of feedback given to less-experienced nurses at emergency and critical care centers when they performed their duties well versus when they did not
  • キュウメイ キュウキュウ センター ノ カンゴシ ガ ケイケン ノ アサイ カンゴシ ニ タイシテ ギョウム オ ウマク デキタ バアイ ト ウマク デキナカッタ バアイ ニ オコナウ フィードバック ノ シカタ ノ ヒカク

この論文をさがす

抄録

<p> 目的:救命救急センターの看護師が業務をうまくできた場合とうまくできなかった場合に,教育・指導場面で経験の浅い看護師に行うフィードバックの仕方の違いと特徴を明らかにする.</p><p> 方法:質問項目を作成し,3次救急医療施設18施設で3年以上勤務する看護師を対象に質問紙調査を行った.</p><p> 結果:141名の回答のうち136名を分析対象とした.業務をうまくできた場合とうまくできなかった場合のフィードバックの仕方の比較では24項目中14項目で有意差が認められた.救急看護師経験年数は「3-5年目」「6-10年目」「11年目以降」の3群間で比較し,業務をうまくできた場合に行うフィードバックの仕方の5項目で有意差が認められた.</p><p> 結論:業務をうまくできた場合に比較して,うまくできなかった場合には,経験の浅い看護師に対して,事前の情報収集,振り返りの支援,期待の通知,事後のフォローアップを行っていた.また,「11年目以降」の看護師が期待通知や事後のフォローアップを他より多く行っていた.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ