書誌事項
- タイトル別名
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- A case of pancreatectomy for metachronous pancreatic metastasis after surgery for osteosarcoma
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抄録
<p>転移性膵腫瘍の切除例の報告は少なく,さらに骨肉腫を原発とするものは極めてまれである.我々は骨肉腫術後の異時性膵転移の1例を経験したので報告する.症例は55歳,男性.26年前に右下顎骨骨肉腫に対して原発巣切除が行われた.2年後,17年後に肺転移を認め,それぞれ切除,ラジオ波焼灼術,化学療法,放射線治療が行われ完全奏効が得られた.その後7年間は無再発で経過したが,定期検査で膵尾部に腫瘤影を認め当科紹介となった.CTで膵尾部に径53mmの淡く造影される腫瘤を認めた.超音波内視鏡では低~等エコーの分葉状の腫瘤であり,針生検で骨肉腫の転移と考えられた.PET-CTで同部位のみ異常集積を認め,単発の骨肉腫異時性膵転移と診断し膵体尾部切除術を行った.術後経過は良好で第10病日に退院した.骨肉腫の膵転移の報告は非常にまれであり,長期間無再発の後に膵転移再発していることとも含め示唆に富む症例と考えられた.</p>
収録刊行物
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- 膵臓
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膵臓 38 (6), 405-411, 2023-12-28
一般社団法人 日本膵臓学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390298610032417152
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- ISSN
- 18812805
- 09130071
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可