Bibliographic Information
- Other Title
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- チュウキボ ビョウイン ニ キンム スル シンリシ ノ ヤクワリ
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Abstract
当院は精神科のない中規模病院であるため,総合病院で働く心理士に求められる心理判定員的役割や特別な心理療法を求められる機会は殆どない。その一方,中規模病院という敷居の低さから,話を聴くだけで解決出来る問題を抱えて来院する患者も多く,寄せられる相談は多種多様である。これまでは多忙さ故に,「話を聴いて欲しい」という患者のニーズに応えられない場面がしばしば見受けられた。今は,聴く技術をもった心理士が在籍したことにより,そのニーズにも応えられるようになった。限られた数のスタッフしか勤務していない中規模病院の特性上,心理士が医療ソーシャルワーカーの役割を求められることもある。中規模病院ならではの院内ニーズに応えていくためには,心理士の業務の枠にとらわれない働き方が必要であり,こころにも目を向けた支援を行うことの出来る心理士がいることは,病院にとっても地域にとってもメリットになると考える。
Journal
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- JAPANESE JOURNAL OF HOSPITAL GENERAL MEDICINE
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JAPANESE JOURNAL OF HOSPITAL GENERAL MEDICINE 16 (6), 486-490, 2020-11-30
JAPAN SOCIETY OF HOSPITAL GENERAL MEDICINE
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390298775943144576
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- NII Article ID
- 40022434828
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- NII Book ID
- AA12856321
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- ISSN
- 27587878
- 21858136
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- NDL BIB ID
- 030808452
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed