発達課題を有する子どもを専門医と家庭医が診療連携した 1 例

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  • 秋谷 進
    東京西徳洲会病院小児医療センター 小児科 児玉中央クリニック 児童精神科

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6 歳女児,小学校入学後から情緒不安定,自傷行為,腹痛,頭痛と登校渋りがあるため,家庭医を受診していたが不登校となった。発達課題や心理的問題が原因と考えられたが,近隣の専門外来は予約が 4 ~ 8 カ月待ちであったため,予約日まで児童精神科医と家庭医が診療連携を行った。子どもの発達課題や心理的問題に対応可能な専門的医療機関は絶対数が不足しており,専門医と家庭医の診療連携は非常に重要であると考えた。

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