看護師間のコミュニケーション自動化の試み
-
- 平井 賢吾
- モバコムヘルスケア株式会社
抄録
<p> 離床センサーなど自動認識技術を用いて収集した情報は、ナースコールなどの通信機器を通じて看護師に伝達される。このため自動認識技術が発展すればするほど、看護師は判断すべき情報が増えて業務が多忙になるという逆説的な現象が発生する。とくにセンシング装置ごとに看護師に警報を発する仕組みを持つことは望ましくないし、だからといって看護師が多様な情報を頻繁に参照するようなシステムも看護業務とは合致しない。</p><p> そこで弊社はセンサーを用いて発報された情報やナースコールなどの情報を、いったん整理した上で看護師に伝えるという視点も重要と考えている。こうしたコミュニケーション自動化の議論はまだ黎明期ではあるが、パートナー企業とともに弊社が取り組んできた経緯と課題を共有したい。</p>
収録刊行物
-
- 生体医工学
-
生体医工学 Annual61 (Abstract), 120_2-120_2, 2023
公益社団法人 日本生体医工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390298820567190016
-
- ISSN
- 18814379
- 1347443X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可