肩付柱と貫通する横架材を持つ民家構法

  • 青柳 由佳
    東京家政学院大学現代生活学部現代家政学科

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Minka Construction System with Posts Penetrating Horizontal Beams
  • –A Focus on the Height of the Horizontal Beam Used–
  • —落し込み横架材が用いられる高さに着目して—

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説明

本研究は、民家で用いられる中間横架材のつくり方の一つである肩付柱とそれが貫通する横架材を持つ民家を対象とし、既往研究、文献資料より、その構法を図示してその仕組みを明らかとし、落し込み横架材が用いられる高さに着目して考察することを目的とした。肩付柱と落し込み横架材を持つ構法は、主に床高さに用いられるものと内法高さに用いられるものがあった。床高さに用いられたものは高床構造が起源と考えられ、また内法高さに用いられたものは仕口加工が容易なこともあり必要に応じて採用された可能性が考えられた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390298820574315136
  • DOI
    10.32295/kaseigakuinkiyo.63.0_59
  • ISSN
    24347922
    21861951
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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