筑波大学「先導的研究者体験プログラム」と入学経路

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  • ツクバ ダイガク 「 センドウテキ ケンキュウシャ タイケン プログラム 」 ト ニュウガク ケイロ

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抄録

<p>2009~2012年度に「理数学生応援プロジェクト」を受託して推進した筑波大学の「開かれた大学による先導的研究者資質形成プログラム」の参加者の割合が入学経路(入試)によって異なることを2013年度に報告した(白川ほか, 2014)。その後,このプログラムの対象を全学の1~3年生に拡大して「先導的研究者体験プログラム」として実施しているので,前報と同様に入試による参加者の多寡を調査した。前報での結果と同様にAC入試(アドミッションセンター入試),国際科学オリンピック特別入試による入学者ならびにGlobal30の入学者の参加の割合が大きく,これらの入試による入学者の研究に対する意欲が高いことが示されたと考えられる一方,一般入試(前期)による入学者の参加割合が小さい状況が続いている。サンプルサイズの増加に伴い前報での結論がより確かなものになった。</p>

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