<sup>99m</sup>Tcを用いた安静心筋血流シンチグラフィにおける体重指標による投与量適正化の検討

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タイトル別名
  • Examination of Dosage Optimization Based on Body Weight Index in Resting Myocardial Blood Flow Scintigraphy Using <sup>99m</sup>Tc
  • [99m]Tcを用いた安静心筋血流シンチグラフィにおける体重指標による投与量適正化の検討
  • [99m]Tc オ モチイタ アンセイ シンキン ケツリュウ シンチグラフィ ニ オケル タイジュウ シヒョウ ニ ヨル トウヨリョウ テキセイカ ノ ケントウ

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抄録

<p>【目的】本研究の目的は,核医学(SPECT)における放射性医薬品の投与量を適正化することである.そこで,99mTc製剤を用いた安静時心筋シンチグラフィにおいて,体重を指標とした可変用量法(VD法)を検討した.【方法】本研究では,VD法と,体重による変動のない固定用量法(FD法)を比較した.対象はVD法50例,FD法50例とした.VD法については,SPECT 1 viewあたりの目標平均カウント(counts/pixel)を設定した.FD法における心筋平均カウントと検査開始時推定体内放射能量を用いて,体重によって適宜変動するVD法の投与量を算出した.【結果】VD法はFD法より心筋カウントのバラつきが少なく目標カウントに近くなり,投与量の中央値は減少した.【結語】VD法により安静心筋血流シンチグラフィにおいて,体格に依存しないカウントの取得と安定した画質の提供および医療・職業被曝低減の可能性が示唆された.</p>

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