事業説明会の協議方法と協議状況が説明会への参加意向に与える影響 -地層処分場を題材に-

書誌事項

タイトル別名
  • AN IMPACT OF THE DISCUSSION METHOD AND ATMOSPHERE OF AN INFORMATIONAL MEETING OF A PROJECT ON THE WILLINGNESS TO PARTICIPATE IN THE MEETING —USING A GEOLOGICAL REPOSITORY AS A SUBJECT MATTER—

抄録

<p> 本研究では,事業説明会を模した討論実験を行い,協議方法と協議状況が今後の説明会への参加意向に与える影響を検討した.実験では,地層処分場の受け入れについて,オンラインチャットと対面の2方法で別々に討論を行った.その際,否定的発言で発言機会を独占する人物の有無で協議状況を操作した.分析の結果,参加意向への主効果は認められなかったが,対面協議で発言独占者が不在の場合,参加意向や利益感が高まる交互作用が認められた.協議方法にかかわらず,協議に参加すると今後の参加意向が高まることも示された.参加意向は利益関心と運営の適切さからなることも示された.雰囲気の良さや運営の公正さについては対面協議の主効果が認められた.最後に,行動コストを考慮する必要性が考察された.</p>

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参考文献 (18)*注記

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