書誌事項
- タイトル別名
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- 症例報告 後天性血友病Aに対してプレドニゾロン(PSL)とシクロフォスファミド(CPA)併用療法が有効であった1例
- ショウレイ ホウコク コウテンセイ ケツユウビョウ A ニ タイシテ プレドニゾロン(PSL)ト シクロフォスファミド(CPA)ヘイヨウ リョウホウ ガ ユウコウ デ アッタ 1レイ
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抄録
症例は 60 歳代男性で,心筋梗塞および大腸癌の既往があり,2 型糖尿病,高血圧症,脂質異常症,後腹膜線維症の治療中であった。 特別の誘因なく,右臀部の皮下血腫,体幹・四肢の紫斑が出現した。血小板数正常,PT正常であったが,APTT延長,lupus anticoagulant陰性,anti-cardiolipin抗体陰性であった。 von Wille-brand因子活性低下はなかったが,第Ⅷ因子活性が低下し,第Ⅷ因子インヒビター陽性により,後天性血友病Aと診断した。 入院 4 日後からバイパス製剤に加えて,prednisolone(PSL) 1 mg/kg/日を開始したが改善せず,入院 16 日目からcyclophosphamide (CPA)100mg/日を追加した。 APTTはその後改善したため,約 2 カ月後退院となった。本症例では後天性血友病Aに対して,PSL単独よりもPSLとCPAの併用療法が有効であったが,経過中にサイトメガロウイルス胃炎を発症した。 免疫抑制と感染リスクは相反するため,患者背景に合わせて慎重に治療を行う必要がある。
収録刊行物
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- 日本病院総合診療医学会雑誌
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日本病院総合診療医学会雑誌 8 (2), 19-24, 2015-06-30
一般社団法人 日本病院総合診療医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390298897683945216
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- NII論文ID
- 40020535948
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- NII書誌ID
- AA12856321
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- ISSN
- 27587878
- 21858136
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- NDL書誌ID
- 026609193
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可