生成AI (ChatGPT-3.5) を用いた多言語頭痛問診票作成の発案

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タイトル別名
  • Proposal for a multilingual headache questionnaire created using generative artificial intelligence (ChatGPT-3.5)

抄録

<p>  近年,頭痛診療において外国人受診者の増加,多国籍化・多言語化が認められ,実臨床での対応に困難を伴うことが多い.ウェブ上には多言語に対応した頭痛問診票が公開されているが,汎用性を重視しているため,その内容は十分とはいえない.われわれは,生成AIの翻訳機能を用いた多言語頭痛問診票の作成を発案し,考えられる特徴について検討した.本アプローチは,従来の問診票と比較して,多言語対応性,独自性,継続的改善,母国語有用性,拡張性,臨機応変性において優れている.これらにより診断効率が向上し,異なる言語間での情報の漏れや不足が少なくなり,今後増加が予想される外国人患者の診断治療に貢献することが期待される.</p>

収録刊行物

  • 日本頭痛学会誌

    日本頭痛学会誌 50 (3), 617-624, 2024

    一般社団法人 日本頭痛学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299207438673024
  • DOI
    10.50860/jjho.50.3_617
  • ISSN
    24361577
    13456547
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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