日本の産業精神保健の歩みと未来

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書誌事項

タイトル別名
  • History of Japanese Society for Occupational Mental Health
  • ~日本産業精神保健学会の歴史から考える

抄録

<p>日本産業精神保健学会は,平成1年に組織された前身の組織から発展し,平成5年に初代理事長に加藤正明が就任して発足した.同年に学会誌「産業精神保健」が創刊,翌平成6年には第1回学術集会が開催され,本格的な活動を開始した.職種を越えた産業精神保健にかかわるさまざまな職種の会員で組織されているのが特徴である.学術総会の毎年度開催,学会誌の定期刊行,厚生労働省の委託研究,学会編集書籍の出版,専門職制度の制定などを行い,順調な発展を遂げていった.平成15年には髙田勗が第二代理事長に就任,本領域における主要な学術団体に成長した.事務局長として学会を牽引していた島悟の死去という大きな出来事を乗り越え,学会としてより一層の社会的責任と貢献を果たすため,平成28年4月より「一般社団法人 日本産業精神保健学会」として新たなスタートを切り,黒木宣夫が第三代理事長に就任した第30回大会を迎えるまでに学会が発展している.</p>

収録刊行物

  • 産業精神保健

    産業精神保健 32 (1), 13-17, 2024-02-20

    一般社団法人 日本産業精神保健学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299207438683264
  • DOI
    10.57339/jjomh.32.1_13
  • ISSN
    27581101
    13402862
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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