高齢者向けサービスデザインのためのインタラクティブなユーザ情報収集法

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タイトル別名
  • Interactive User Information Gathering Method for Elderly in Services Design

抄録

<p>デザインの初期段階では、ユーザを共感的に理解するため、対象ユーザのニーズや価値観などの情報を大量に収集する必要がある一方で、高齢者は加齢による身体や認知機能の低下により、高齢者ユーザの情報を収集することが難しい。そこで、システムが声で質問を投げかけ、高齢者に声で応答してもらう対話システムによる調査手法を提案する。提案システムが質問を繰り出す戦略は、サービスデザイナーへのインタビューと、介護従事者・高齢者間の会話データから導出した。提案手法をWizard of Oz法を用いて評価した。具体的には、疑似的に対話システムを動作させ、高齢者と対話をしてもらうことで情報を収集した。同情報は、現場の介護従事者やデザイン専門家に評価いただき、対話システムの対話戦略を高齢者に適合するように改善した。提案手法の使い道と実用可能性について、関連するステークホルダーからポジティブな評価をもらった。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299207438746368
  • DOI
    10.11517/jsaislud.100.0_160
  • ISSN
    24364576
    09185682
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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