日常会話における「嫌なこと」の語りにおける笑い話の導入手続き
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- 臼田 泰如
- 静岡理工科大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The introduction procedure of laughable episodes in complaints in Japanese Everyday Conversation
抄録
<p>日常会話において,参与者が過去に経験した「嫌なこと」についての語り (complaint) において,しばしば語り手がその語りの登場人物の言動を笑うべきもの (laughable) として提示し,それについて受け手が笑うという事態が観察される.本研究では,連鎖上の位置およびターンの構成を分析し,laughableがどのようにcomplaintの語りに導入されているのかを明らかにする.分析の結果,以下のことが明らかになった.Laughableが導入されるターンは,その直前に長いポーズが置かれる,フッティングが変えられているなど,語りのそれまでの部分と切り離されて生じる.そのことにより,そのlaughableをcomplaintの他の部分と区別し,受け手が笑うことのできる位置を作り出していると考えられる.</p>
収録刊行物
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- 人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会
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人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会 100 (0), 95-100, 2024-02-20
一般社団法人 人工知能学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390299207438756096
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- ISSN
- 24364576
- 09185682
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可