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- 田井 明
- 福岡工業大学 社会環境学部社会環境学科
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- 速水 祐一
- 佐賀大学 農学部
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- 室山 怜太郎
- 九州大学大学院 土木工学専攻
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- 許 斐聖
- 楽天カード
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- Simon Neill
- Bangor大学 海洋科学科
書誌事項
- タイトル別名
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- CHARACTERRISTICS OF YEAR TO YEAR CHANGE OF TIDES AND TIDAL CURRENT IN ARIAKE SEA AND ISAHAYA BAY
抄録
<p> 有明海の潮汐の長期変化特性ならびに本研究グループで実施してきた諫早湾内の流速の多点連続観測の9年分のデータを概観して経年変化に着目した解析を行った.その結果,M2潮汐振幅は2000年代以降も減少し続けており,現在の有明海は過去の干拓による湾面積の減少や潮汐の18.6年周期変動,平均海面の上昇と併せて考えると,入退潮に起因する潮流流速が最も小さい時期となっていることが示された.諫早湾における18.6年周期の約半分にあたる9年間の長期連続潮流観測データを解析した結果,潮汐変化と完全な対応はしていないことが示され,密度成層の影響などが示唆された.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集
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土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390299318851707904
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- ISSN
- 24366021
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可