WAAMによるマルテンサイト系ステンレス鋼の造形特性

DOI
  • 佐々木 千歳
    農工大 工学府 機械システム工学専攻
  • 笹原 弘之
    農工大 工学府 機械システム工学専攻
  • 高野 光司
    日鉄ステンレス 研究センター 厚板・棒線材料研究部
  • 森本 憲一
    日鉄ステンレス 研究センター 厚板・棒線材料研究部

抄録

<p>マルテンサイト系ステンレス鋼(MSS)部品の,WAAMによる造形と均一な高硬度化を同時に行うことを目的とする.MSSは熱処理の選択により異なる機械的性質が得られ,加熱と冷却を繰り返すWAAMでは,造形物内にむらが生じる場合がある.本研究では,各層間で冷却を設けず,造形物全体が高温のまま造形が完了する手法を提案した.炭素量の異なるMSSと複数の冷却プロセスを使用した結果,多くの条件でマルテンサイト変態による高硬度化に成功した.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299318852096640
  • DOI
    10.11522/pscjspe.2023a.0_635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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