甲状腺乳頭癌全摘症例の臨床的検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical investigation of patients with papillary thyroid carcinoma treated by total thyroidectomy
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抄録
甲状腺腫瘍診療ガイドラインでは,乳頭癌高リスク症例に全摘術を行うことが推奨されているが,中リスク症例は症例ごとの判断となっており,術式選択に難渋することがある。今回われわれは,2012年7月~2022年7月に名古屋市立大学病院で施行した甲状腺乳頭癌全摘症例72例に対して臨床的検討を行った。高リスク症例が最も多く,中リスク症例では外側区域リンパ節転移がある症例が多かった。高リスク症例では無増悪生存率が不良であり,中リスク症例であっても,外側区域リンパ節転移のある症例では再発・転移リスクが高いことから,合併症の予防に努めつつ全摘術を考慮すべきと考えられる。
収録刊行物
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- 頭頸部外科
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頭頸部外科 33 (3), 311-317, 2024
特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390299362593174656
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- ISSN
- 1884474X
- 1349581X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可